世界がコロナの混乱に陥る前のゴールデンウィークに、クロアチア・スロベニア・ボスニアの3カ国を、ひとり参加限定の旅でめぐりました。
この旅が、ひとり参加限定の旅で海外旅行をする、ちょうど10回目でした。
私はこの全員が一人参加、ホテルも一人一部屋の、添乗員同行ツアーが非常に心地よく、合っていると感じています。
コロナ禍になり、しばらく旅ができない時期が続いた時、旅は行ける時、行きたいと思った時にいくべきだと強く感じました。
私の10回目の旅のダイジェストを、ご紹介します。
・旅行日程と日数
ゴールデンウィークにクロアチア・スロベニア・ボスニアを9日間で3カ国周遊しました。
成田を出発し、乗り継ぎをしてスロベニアのリュブリアーナに着きました。
そこからは、バス移動でブレッド、ポストイナ、モトヴァン、ポレチュ、ロヴィニ、プリトヴィツェ、トロギール、スプリット、ドゥブロヴニク、モスタルと観光しながら南下して、最後はサラエボの空港から乗り継ぎ便で成田に戻りました。
とてもたくさんの場所に立ち寄ったので、印象に残った場所を選んでこの後少し、ご紹介します。
・参加者と年齢層
女性限定のツアーではなかったのですが、参加したのは女性ばかり19名でした。
年齢層は30代から60代くらいまで、幅広かったように思います。
ゴールデンウイークの旅でしたので、普段は会社勤めの人が集まった感じでした。
私は、ひとり参加限定の旅の、参加者同士のちょうど良い距離感がとても気に入っています。
クラブツーリズムの一人旅参加者の年齢層って、実際どうなの?9回参加してわかった事。・ポストイナ鍾乳洞とトロッコ
スロベニアにある「ポストイナ鍾乳洞は全長27kmもあり、ヨーロッパでは最大です。
世界でも第3位の規模の、非常に大きい鍾乳洞。
大きくて迫力がある景色は、石灰岩が川の流れによって10万年かけて侵食してできたものだそうです。
自然ってすごいですね。
中はとても広いので、前半はトロッコ列車に乗って移動し、後半は徒歩で移動します。
下の画像のような、トロッコに乗りました。
ここに掲載するいい画像がなかったので、公式サイトからお借りしています。
ディズニーランドのアトラクションに乗っているような気分で、とてもワクワクしました。
・モドヴァンとトリュフ
スロベニアからクロアチアに移動し、トリュフとワインが有名な街「モトヴァン」を散策。
目の前でトリュフを削ってくれるので、テンションがあがります。
お天気も良く外の席で、トリュフとチーズと白ワインで乾杯して、皆でとても楽しい時間を過ごしました。
・プリトヴィツェ湖群国立公園
16の湖がある、総面積260㎢の国立公園で、世界遺産にも認定されています。
豊富な水の量と大自然に圧倒されました。
しばらく歩いていると、雨が降り始めてしまったのと、たくさん歩いたので疲れました。
天気が良ければ、気持ち良く散策できると思います。
・トロギールと歌唱隊
クロアチアの古都「トロギール」も観光しました。
ダンディなおじさま達が、素敵な歌声を披露していました。
・ドゥブロヴニクの散策
クロアチアの観光地で一番有名なのは、やはりドゥブロヴニクではないでしょうか。
上から見るために、車で見晴らしの良いところまで行きました。
城内は観光客でとても賑わっていました。
城壁をぐるっと1周約2km、約1時間かけて歩けるようになっています。
自由時間がランチも含めてたっぷり5時間あったので、せっかくなので城壁を歩いて回りました。
歩き疲れていたら、途中に見晴らしの良いカフェがあったので、同じツアーの人と一緒に休憩しました。
こちらは、国際的に活躍した劇作家「マリン・ドルジッチ」の銅像です。
「銅像の鼻に触ると、ここにもう一度来ることができる」といわれており、皆が鼻を触っていました。
それにしても、本当に鼻がテカテカです。
・スタリ・モストと飛び込む人
ボスニアのモスタルという街に移動して、散策しました。
世界遺産にも指定されている「スタリ・モスト」という橋があり、下から見上げていたところ、急に男性が橋からジャンプして川に飛び込みました。
びっくりしたのですが、地元の熟練した人の飛び込みだそうで、飛び込み大会も開催されるとのこと。
飛び込んだ瞬間をうまく撮影できなかったですが、綺麗に飛び込んでいました。
高さは27mもあるというから、すごいですね。
・復路の飛行機、乗り継ぎ失敗
帰りは、楽しい思い出を胸に、サラエボの空港から乗り継ぎ便で、成田に戻る予定でした。
ところが、サラエボからドイツのフランクフルト空港へ向かう飛行機の出発が遅れ、フランクフルトからの成田便に間に合わないトラブルが発生。
添乗員さんが空港のスタッフとすごい勢いでかけあってくれて、何とか帰りの飛行機を手配してくれようとしたのですが、ゴールデンウイークだったので日本への航空便はどれも満席でなかなか空きがない状態。
皆で夜の空港で途方に暮れました。
添乗員さんの努力で、ローマ経由で成田行きのチケットが取れたのですが、添乗員さんも入れて19名全員分は確保できない事態に。
2人分の航空券を引き続き手配するため添乗員さんとその2人は引き続きフランクフルトへ残り、残りのメンバーだけでイタリア経由で成田空港へ戻るというミッションが突如発生しました。
ここまでの旅の中で、結束力も高まっていた参加者で、お互い助け合いながらローマでの乗り継ぎ手続きを済ませ、無事に成田まで戻って来ました。
トラブルがあっても添乗員さんがいてくれると心強いですし、旅の仲間も頼もしいなと思いました。
旅ではこういったトラブルがあり得ることを、心に留めておく必要があるなと、改めて感じました。
・食事と土産物屋
食事は、魚と野菜のような素朴なものが多かったように思います。
味は、まあまあといった感じです。
こちらのムール貝は、しょっぱかったかな。
これは、イカ墨のリゾット。
ドゥブロヴニクの自由時間に、自分でレストランで注文して食べたシーフードパスタ。
魚介の旨味で、すごく美味しかったです。
こちらは、クロアチアの有名なチョコレートだと教えてもらったので購入しました。
ヘーゼルナッツチョコレートの「バヤデラ・Bajadera」です。
・参加した感想
私は旅に出たら、せっかくだからゆっくりいろいろ見たいので、今回クロアチア・スロベニア・ボスニアを9日間で周遊できて良かったです。
鍾乳洞でトロッコに乗ったのも、目の前でスライスしてくれたトリュフを食べたのも、ドゥブロヴニクの城壁を歩いのたのも、全部楽しい思い出です。
ゴールデンウイークに旅したので、気候もちょうど良くて、プリトヴィツェ以外は天気にも恵まれました。
他の参加者の皆さんとは、適度な距離感で楽しく一緒に旅をさせてもらい、良かったです。
旅をするのって、やっぱりいいですね。
以上が、クラブツーリズムのひとり参加限定の旅で、クロアチア・スロベニア・ボスニアを周遊した内容と感想でした。
ひとり参加限定の旅は、全員が一人で参加している同じ条件。
皆んなと一緒に観光したり食事したりワイワイできる一方、ホテルの部屋やバス移動では一人でゆったりできる。
自由時間は一人で行動しても、誰かと行動してもどちらでも良いし、本当にバランスが良くて居心地が良いです。
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