私は、添乗員同行のお一人様参加限定ツアーで、海外旅行に10回参加しました。
全員が一人参加ということで、同じ条件でつかず離れずの感じが私にはとても心地良かったです。
行先や日程を誰かと合わせるのは大変ですが、一人参加限定ツアーなら、自分の行きたいところへ、安全に効率的に旅することができます。
この記事では、申し込みに際しての旅行会社の情報や、注意点などをまとめました。
ぜひ、一歩を踏み出して、楽しい思い出をつくってください。
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一人参加限定ツアーを提供している旅行会社
添乗員同行の、一人参加限定の海外旅行ツアーを提供しているのは、3社のみです。(2023年10月時点)
・「クラブツーリズム」おひとり参加限定の旅
・「JAL」ひとり参加で楽しむ旅
・「阪急交通社」おひとりさま参加限定ツアー
・「クラブツーリズム」おひとり参加限定の旅
クラブツーリズムは、なんと1997年から「おひとり参加限定の旅」を実施していて、2024年で27年目になります。
出発地も関東だけではなく、中部、関西、九州から出発するツアー含めて、数多くの出発日や旅先があるので、行きたい場所を選びやすいです。
私が10回参加したうちの、9回はクラブツーリズムで参加しました。
全体的にツアーの満足度が高く、失敗したとか、ハズレをひいたなと思ったことはないです。
・基本条件:「一人参加限定」「一人一部屋」「バスは一人二席利用」
・添乗員:全コース日本から同行(出発前に添乗員さんから安心コール(電話での連絡)あり。)
・グループ人数:1グループ最大 19名まで
・出発地:「関東」「中部」「関西」「九州」
・その他:女性限定のツアー設定あり
・「JAL」ひとり参加で楽しむ旅
JALも一人限定ツアーを出しています。
コロナ禍でストップしていたのですが、2024年1月出発分から、まだかなり数は少ないですが再開しました。
私は、南イタリア7日間の一人限定ツアーを、JALで参加したことがあります。
内容はほぼクラブツーリズムと一緒で、飛行機がJALかJALと提携しているエアラインを使う、という事くらいです。
南イタリアのツアー、とっても楽しかったです。
・基本条件:「一人参加限定」「一人一部屋」「バスは一人二席利用」
・添乗員:全コース日本から同行(出発前に添乗員さんからご挨拶コール(電話での連絡)あり。)
・グループ人数:1グループ最大 18名まで
・出発地:「関東」のみ。
・「阪急交通社」おひとりさま参加限定ツアー
クラブツーリズムやJALよりも価格を抑えた、一人限定ツアーが多いです。
クラブツーリズムやJALは必ず添乗員さんが日本から同行しますが、こちらはツアーによって現地係員が対応の場合もあります。
価格を抑えている分、ホテルや細かいサービスが少しグレードダウンするかもしれませんが、それより少しでも価格を抑えたい方には良い選択肢です。
・基本条件:「一人参加限定」「一人一部屋」「バスは一人二席利用」
・添乗員:日本から同行、または日本から同行せず現地係員が対応の場合あり
・グループ人数:1グループ最大 22名まで
・出発地:「関東」のみ。
ツアー申し込みの際の注意点
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・ツアーの催行確定について
注意点としては、あまり人気がない(人が集まらない)とツアーや時期だとツアー自体が催行されません。
よって、申し込んだからと言って、催行決定の連絡があるまでは、旅行に行けるかどうかは確定ではないです。
必ず行きたいということであれば、カレンダーに「催行決定」マークがついている日程から選んでください。
ツアーがキャンセルになると、旅行会社から連絡があり、他の日程やツアーに振り替えるかなどの提案があります。
・燃油サーチャージなどの追加費用について
「旅行代金」について気を付けてもらいたいのが、燃油サーチャージや各種使用料が含まれているかどうかです。
特に「燃油サーチャージ」は昨今の燃油価格高騰により、高額になる可能性が高いので、目安の金額を事前に確認してください。
ツアーに「燃油サーチャージ込み」と記載があれば、追加で請求されることはありませんが、含まれていない場合は、ツアー申し込みの段階で概算の金額が請求され、ツアー出発の受付時に追加費用の徴収または返金が発生します。
旅行代金に加算される可能性のあるもの
・燃油サーチャージ
・空港施設使用料
・旅客保安サービス料
・海外出入国税目安額
・航空保険特別料金
・国際観光旅客税
・飛行機の座席・アップグレード
飛行機の座席指定はできませんが、クラブツーリズムの申込書では、飛行機の座席は窓側がいいか、通路側がいいかの希望を伝える事ができます。
必ずしも希望通りになるとは限りませんが、なるべく希望に沿うようにしてくれます。
海外旅行では、いつでも自分のタイミングでトイレに行ける通路側が人気です。
私もいつも、通路側を希望します。
座席のクラスについては、基本エコノミークラスですが、追加費用を払ってビジネスクラスに変更することもできます。
自分が持っているマイルで、ビジネスクラスにアップグレードすることも可能です。
同じツアーに参加した人で、貯めたマイルで往復ビジネスクラスを使っていた人が何人もいました。
・割引について
クラブツーリズムの割引
・クラブツーリズムでは、「クラブツーリズムパス推しタビ会員限定割引」が適用される場合があります。
割引を受けるには、月額550円(契約初月無料)で会員登録して、「クラブツーリズムパス」会員になる必要があります。
この割引を使ってツアーに申し込んだ場合、旅行が終了するまで会員を退会することができなくなるので、注意が必要です。
例えば、4月に割引を使って、10月出発の旅行に申し込んだ場合、5月から10月の6カ月分の会員費3,300円が必要となります。
この場合は3,300円以上の割引が受けられないと、割引でお得になったことにならないので注意してください。
クラブツーリズムパスについて、詳しくは公式サイトをご確認ください。
阪急交通社の割引
阪急交通社では、公式サイトの割引クーポンがあります。
誕生日月に申し込むと、最大1万円の割引が適用されますので、こちらもチェックしてください。
申し込みから出発まで
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実際に申し込みをすると、しばらくしてツアーの日程や簡単な現地情報、注意事項などが書かれた書類が送られてきます。
それを見ながら、持って行くもの、服装、現地通貨などの準備を進めます。
・旅行保険
海外旅行には、いざという時の為に、旅行保険は必須です。
ツアーに申し込むと旅行会社がすすめる保険の案内が入っているので、それに申し込むのが一番手っ取り早いです。
しかし高めの金額なので、私はネット経由で損保ジャパンの「新・海外旅行保険【off!(オフ)】」を申し込んでいました。
自分で項目を選ぶことができるので、不要な補償をなくして保険料を抑えることができます。
・現地通貨への両替
現地の通貨の準備も必要ですが、ツアーですからそんなに多額の現金は必要ありません。
チップ代、飲み物代、自由時間の食事代、お土産代くらいです。
お土産はクレジットカードが使えますから、現金は考えているほど多くは必要ありません。
私は日本円で2万円分くらいを両替することが多いです。
観光中に場所によってはトイレが有料だったり、現地のバスの運転手さんから水を購入するのに、少額の紙幣を多く持っていくと便利です。
・wifi環境
ネット環境についてですが、宿泊するホテルでは、基本的にwifiにアクセスすることが可能です。
日中はツアーなので特に調べ物をする必要もないので、wifi環境がなくても問題ありません。
ですが、常にネットの環境が欲しいという人は、レンタルwifiを借りてきている人も多いです。
私は基本、ホテルのwifiがあればOKなので、借りていくことはないです。
・添乗員さんからの電話
クラブツーリズムやJALで申し込んだ場合は、出発の一週間くらい前になると、実際にそのツアーに同行する添乗員さんから電話が来ます。
そこで、燃油サーチャージの差額の金額や、その他連絡事項があれば伝えられます。
こちらからも質問などもできるので、ツアーの最終人数、持ち物、現地の天候などを聞いたりしました。
出発前に連絡がもらえると、ちょっと安心感が出ます。
以上が、一人限定ツアーで海外旅行に申し込む際に、役立つ情報でした。
少しでも興味があれば、とても楽しいので、ぜひ参加してみてください。
まだちょっと不安が残るという方は、メリット・デメリットをまとめた以下の関連記事をどうぞ。